製品紹介の記念すべき第1回に相応しい製品は、やはり"元祖プラレール"でしょう。
その名も「プラ汽車セット」。
1959(昭和34)年に発売されてから60年以上経った今もなお販売されているプラレールですが、初代の製品は現行製品のような電動車両ではなく、無動力の手転がし車両でした。自由型SL1両+貨車4両の5両編成で、テーマパークのミニSLのような雰囲気があります。プラレールの歴史について紹介されるメディアでよく出る車両なので、見た事のある方も多いのではないでしょうか。
販売期間中に大きな金型変更は行われませんでしたが(汽車の煙突の長さ•木材車の柱の長さの変更を除く)、販売時期によって金属製連結器の初期製品と、プラ製連結器の後期製品が存在します。
レールも一緒になったセット品として「プラスチック汽車レールセット」「プラ汽車レールセット」も用意され、車両単品も含め約10年間に渡って販売されました。
↑金属製連結器の初期製品。
↑プラ製連結器の後期製品。
↑先頭車の裏側。前後の連結器は1本の棒で繋がっている事が分かる。
当ブログの製品紹介第1回として、初代プラレールであるプラ汽車セットを紹介して来ました。今年で発売65周年のロングセラー鉄道玩具であるプラレールの初代製品として、非常に価値のある物と言えるでしょう。プラレール発売〇〇周年の記念商品として過去2回復刻されているので、この先もどのような形で復刻されるのか楽しみですね。
それでは今回はこの辺で。